基本モデル CCSR/NIES/FRCGC GCM (5.7b) : 気候モデル
空間解像度 水平:T42(2.8ox2.8o)/T106(1ox1o)
鉛直:32 layers(地表〜40km)
輸送過程 グリッドスケール(flux-form semi-Lagrangian)
+積雲対流, 鉛直拡散
化学過程 56 化学種, 142 化学反応(気相,液相,不均一*)
(1)O3-HOx-NOx-CO-CH4 ,
(2)非メタン炭化水素(NMHCs)酸化,  
(3)SO2, DMS 酸化(硫酸塩エアロゾルシミュレーション)
*不均一反応は N2O5, HO2, RO2ラジカルについて雲粒子、硫酸エアロゾル、および海塩粒子表面上で考慮 (高度 20km 以上の O3, NOy については衛星データなどで prescribe)
光解離定数 GCM放射スキーム中の紫外光を用いオンラインで計算※放射スキーム中では化学過程で計算されたオゾン、メタン、硫酸エアロゾルの分布を使用。
Emission
(人為・自然)
産業・交通, 森林火災, 植生/土壌/海洋, 雷からの NOx (NOx, CO, CH4, C2H6, C2H4, C3H8, C3H6, アセトン, イソプレン, テルペン, メタノール,SO2, DMS)
Dry deposition(乾性沈着) 地表面の植生タイプ、気温、太陽光入射、積雪などの関数 [Wesely, 1989]
Wet deposition(湿性沈着) Rain-out (in-cloud), wash-out (below-cloud), ice-sedimentation Reevaporation & reemission processes considered.

CCSR/NIES/FRCGC気候モデル (AGCM、AOGCM)

モデル計算の流れ




化学種・化学反応(対流圏、成層圏版)

放射過程、光解離定数計算手法

輸送スキーム、積雲対流輸送スキーム、鉛直拡散

乾性沈着、湿性沈着

Emission排出源データ (CHASER入力)

エアロゾル (SPRINTARS、ISORROPIA)

領域起源ごとのCO・オゾン(O3)分布の計算結果表示

CHASERでは一酸化炭素(CO)やオゾン(O3)の全球分布について、各ソース(汚染域)ごとの寄与を別々に計算しています。
実験の概要と計算結果の例[3.09MB]



モデルの詳細[1.41MB]
モデル結果の評価[4.34MB]
付録:大気輸送過程の評価・液相反応計算方法など[240KB]
CHASER モデル概略資料[2.65KB]