最新診断 - 2014年
[大気化学診断]
概況(2014)
- 2014年前半は、前年度からのバイオマス燃焼エミッションの弱化が継続し、CO・BC等に負のアノマリが目立つ
- とくに南米のバイオマス燃焼の減少傾向は通年で継続
- インドネシアでバイオマス燃焼強化により正アノマリ
- 北半球では、7〜10月にシベリア・カナダ東部でバイオマス燃焼によりCO/O3/BC等に非常に顕著な正偏差
- 中国では、前半月(1〜4月)と12月で、NOxに顕著な負偏差(>1ppbv):気象場・輸送場変動の影響
ハイライト(2014)
- 12月には、中国域で、各物質に顕著な負のアノマリ(中国東部で発散場が発達した影響の模様) 12月診断
月別診断(2014)
高濃度ランキング(3時間値)
※3時間平均O3/PM2.5/BCの高濃度記録地点(白丸); カラーコンターは年平均濃度(ppbv、μg/m3, μg/m3)
低濃度ランキング(3時間値)
※3時間平均O3/PM2.5/BCの低濃度記録地点(白丸); カラーコンターは年平均濃度(ppbv、μg/m3, μg/m3)