診断:2015年7月
東西平均アノマリ:緯度-高度
- 北半球では正のO3アノマリが継続
- CO・BCも先月の傾向を継続
- 北半球の正のCOアノマリはOHの負のアノマリの要因
※上の図で、カラーはオゾン(ppbv)(コンター線は水蒸気アノマリ)、CO/CH4(ppbv)(コンター線はOHアノマリ)、およびBC(μg m-3)について示す(矢羽は東西平均循環アノマリ)。なお、横軸・縦軸は、それぞれ緯度・高度(hPa)を示す。
濃度アノマリ:地表
オゾン/CO/NOx
- 基本的に先月からのバイオマス燃焼エミッションの変動傾向を反映(O3、CO)
- 成層圏起源O3はチベット付近〜インド洋で高め
※以下の図で、カラーは、オゾン・COアノマリ(ppbv)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。
エアロゾル
- ダスト起源PM2.5:インド〜アフリカで強いアノマリ
※以下の図で、カラーは、PM2.5、硫酸塩(SO42-)、硝酸塩(NO3-)(μg m-3)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。