診断:2013年9月
東西平均アノマリ:緯度-高度
- 南半球でCO/BCに強い負偏差
- 南極・北極周辺で、下降流とこれに伴うオゾン正偏差
※上の図で、カラーはオゾン(ppbv)(コンター線は水蒸気アノマリ)、CO/CH4(ppbv)(コンター線はOHアノマリ)、およびBC(μg m-3)について示す(矢羽は東西平均循環アノマリ)。なお、横軸・縦軸は、それぞれ緯度・高度(hPa)を示す。
濃度アノマリ:地表
- O3/CO/NOx
- 北極海および南極大陸で強い高気圧偏差とオゾン正偏差
- COはシベリア東部で正偏差だが、南米、アフリカ、インドネシアで顕著な負偏差
※以下の図で、カラーは、オゾン・COアノマリ(ppbv)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。
- エアロゾル
- OCの寄与が目立つ
- 中国南部で硫酸塩減少、北部で増加
- 硝酸塩偏差は小さい
※以下の図で、カラーは、PM2.5、硫酸塩(SO42-)、硝酸塩(NO3-)(μg m-3)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。