chaser0/img0/Sudo-logo2015.jpg

ホーム 研究室概要 研究内容 プロジェクト メンバー 論文リスト 学会発表 計算機環境 学生・研究員募集 インターンシップ アルバム
YouTube 講義 CHASER 大気化学診断

診断:2015年2月

東西平均アノマリ:緯度-高度

  • 熱帯域・圏界面領域で負のO3アノマリが継続。
  • 両半球中緯度では、成層圏起源O3の下方輸送強化によるO3増加。
  • COは南半球圏界面付近で、正アノマリが残存。北極域圏界面付近で正のアノマリ(上昇流に対応)。
  • 20S付近でOH減少と、これに対応して、CO増加。
  • 北極域圏界面付近で、上昇流に伴うメタン増加。
  • 20-30NでBC増加(バイオマス燃焼増加による)。
  • 北極域でのBC増加は輸送パターンの変化による。

chaser0/00T42/png/zm/o3/o3-201502.pngchaser0/00T42/png/zm/o3s/o3s-201502.png

chaser0/00T42/png/zm/co/co-201502.pngchaser0/00T42/png/zm/ch4/ch4-201502.png

chaser0/00T42/png/zm/bc/bc-201502.png

※上の図で、カラーはオゾン(ppbv)(コンター線は水蒸気アノマリ)、CO/CH4(ppbv)(コンター線はOHアノマリ)、およびBC(μg m-3)について示す(矢羽は東西平均循環アノマリ)。なお、横軸・縦軸は、それぞれ緯度・高度(hPa)を示す。

濃度アノマリ:地表

  オゾン/CO/NOx

  • 北太平洋の強い低気圧アノマリが継続し、その北西部に高気圧偏差。
  • 太平洋西部~インドネシアで強い正O3アノマリ、中央〜東部で負O3アノマリ。
  • COも太平洋西部~インドネシアで、正アノマリ(乾燥傾向→OH減少による?)
  • バングラ付近の負COアノマリはバイオマス燃焼アノマリに対応

※以下の図で、カラーは、オゾン・COアノマリ(ppbv)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。

chaser0/00T42/png/o3/o3-201502.pngchaser0/00T42/png/o3s/o3s-201502.png

chaser0/00T42/png/co/co-201502.pngchaser0/00T42/png/nox/nox-201502.png


  エアロゾル

  • 中国域で、エアロゾル全般的に負アノマリ、東南アジアで正アノマリ。
  • 北米で、硫酸塩・硝酸塩に負アノマリ

※以下の図で、カラーは、PM2.5、硫酸塩(SO42-)、硝酸塩(NO3-)(μg m-3)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。

chaser0/00T42/png/pm25/pm25-201502.png

chaser0/00T42/png/so4/so4-201502.pngchaser0/00T42/png/no3/no3-201502.png

chaser0/00T42/png/bc/bc-201502.pngchaser0/00T42/png/oc/oc-201502.png

濃度アノマリ:500hPa

chaser0/00T42/png/500/o3-201502.pngchaser0/00T42/png/500/co-201502.png

chaser0/00T42/png/500/nox-201502.pngchaser0/00T42/png/500/bc-201502.png

濃度アノマリ:250hPa

chaser0/00T42/png/250/o3-201502.pngchaser0/00T42/png/250/co-201502.png

chaser0/00T42/png/250/nox-201502.pngchaser0/00T42/png/250/bc-201502.png