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診断:2014年7月

東西平均アノマリ:緯度-高度

  • 南極付近および、北半球中緯度で強い下降流偏差と正O3偏差
  • 赤道〜30°Sでは負のO3偏差
  • 60°N付近で、CO/BCに強い正偏差(バイオマス燃焼)
  • 30°N付近の圏界面付近にCOの正偏差
  • OHは、CO偏差と似たような偏差パターン

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※上の図で、カラーはオゾン(ppbv)(コンター線は水蒸気アノマリ)、CO/CH4(ppbv)(コンター線はOHアノマリ)、およびBC(μg m-3)について示す(矢羽は東西平均循環アノマリ)。なお、横軸・縦軸は、それぞれ緯度・高度(hPa)を示す。

濃度アノマリ:地表

 オゾン/CO/NOx

  • 中央シベリア、北カナダ、インドネシアでバイオマス燃焼強化により、O3/COに正偏差(シベリア東部は負偏差)
  • 南米、中央アフリカでは負偏差
  • 中国から日本へのO3/CO流入が増加気味
  • ヨーロッパでは、高気圧偏差(高気温偏差)と対応してO3の正偏差(〜7ppbv)

※以下の図で、カラーは、オゾン・COアノマリ(ppbv)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。chaser0/00T42/png/o3/o3-201407.pngchaser0/00T42/png/co/co-201407.pngchaser0/00T42/png/nox/nox-201407.png


 エアロゾル

  • バイオマス燃焼の偏差に対応して、シベリア、カナダ、インドネシアでPMと各成分に強い正偏差
  • これらの領域で顕著なOC偏差(10〜20μg/m3):SOAの寄与はマイナー(~1μg/m3)
  • 硫酸は中国〜日本で正偏差(2-5μg/m3)
  • 硝酸は中国で正偏差(2μg/m3)

※以下の図で、カラーは、PM2.5、硫酸塩(SO42-)、硝酸塩(NO3-)(μg m-3)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。

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濃度アノマリ:500hPa

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濃度アノマリ:250hPa

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