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診断:2014年1月

東西平均アノマリ:緯度-高度

  • 低緯度の中上部対流圏に5ppbv弱のO3正アノマリ(下層は乾燥化に対応したO3増加)
  • 北極域下層で 2ppbv程度の正O3アノマリ
  • COは引き続き広域で負アノマリが継続
  • BCは20N付近に正アノマリ
  • OHは熱帯域6km以下で負アノマリ、6km以上で正アノマリ
  • 南極域でOH増加
  • メタンは北極域で30ppbv以上の負アノマリ

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※上の図で、カラーはオゾン(ppbv)(コンター線は水蒸気アノマリ)、CO/CH4(ppbv)(コンター線はOHアノマリ)、およびBC(μg m-3)について示す(矢羽は東西平均循環アノマリ)。なお、横軸・縦軸は、それぞれ緯度・高度(hPa)を示す。

濃度アノマリ:地表

  オゾン/CO/NOx

  • 冬季アジアモンスーンが強め
  • これにより、アジア方向から各種物質がインド洋・インドネシア方向に流出し、正アノマリを形成
  • 中国では、3ppbv以上の非常に大きなNOx負アノマリ
  • 北極域〜北米西海岸で、高気圧偏差と附随するO3/CO正アノマリ(2~4ppbv)

※以下の図で、カラーは、オゾン・COアノマリ(ppbv)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。chaser0/00T42/png/o3/o3-201401.pngchaser0/00T42/png/co/co-201401.pngchaser0/00T42/png/nox/nox-201401.png


  エアロゾル

  • 中国で硫酸塩が低め、東南アジア〜インド洋で高め(モンスーン循環の強化に対応か)
  • BCアノマリはCOアノマリに準拠
  • OCも東南アジア域で正アノマリ(SOAの寄与が50%ほど)

※以下の図で、カラーは、PM2.5、硫酸塩(SO42-)、硝酸塩(NO3-)(μg m-3)を、等値線は地表気圧アノマリを、矢羽は地表風速場アノマリをそれぞれ示す。

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chaser0/00T42/png/so4/so4-201401.pngchaser0/00T42/png/no3/no3-201401.png

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濃度アノマリ:500hPa

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濃度アノマリ:250hPa

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